北陸で記録的な大雪 日本海側ではさらに大雪が続く所も 交通障害など厳重警戒

 日本付近は、あす11日(月)朝にかけて冬型の気圧配置が続くため、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となりそうだ。積雪や路面凍結による交通障害に警戒・注意し、なだれや着雪に注意が必要となる。特に北陸地方では、大雪による交通障害や農業施設への被害に厳重な警戒が必要だ。

 北日本の上空およそ1500メートルには-15℃以下、東日本や西日本の上空およそ1500メートルには-12℃以下の寒気が流れ込んでおり、日本付近は強い冬型の気圧配置となっている。冬型の気圧配置はあす朝にかけて続く見込み。

大雪 交通障害や農業施設の被害に厳重警戒

 北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となっており、北陸地方では3時間に25センチ前後の雪の降っている所がある。48時間降雪量は、富山市で48センチ、新潟県上越市高田で160センチ、山口県下関市で10センチなど観測史上1位となっている。

 引き続き、あす朝にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となりそうだ。特に北陸地方ではあす朝にかけて断続的に強い雪が降り、短時間で降雪量が多くなるおそれがある。

 積雪や路面凍結による交通障害に警戒・注意し、なだれや着雪に注意が必要だ。特に北陸地方では大雪による交通障害や農業施設への被害に厳重に警戒が必要となる。

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