北陸地方では、いったん雪が止んだり弱まっている地域でも、11日(成人の日・月)朝にかけては、再び雪が強まるおそれがある。大雪による交通障害や農業施設への被害に厳重な警戒が必要だ。
引き続き不要・不急の外出は控えて
東日本の上空約1500メートルには-12℃以下の寒気が流れ込んでいて、日本付近は強い冬型の気圧配置となっている。また、10日(日)夜までに、能登半島付近に低気圧が発生して東へ進む見込み。
すでに、北陸地方を中心に大雪となっていて、24時間で50センチ以上の降雪となった所がある。11日朝にかけては、低気圧や強い冬型の気圧配置の影響により、北陸地方を中心に断続的に強い雪が降り、短時間で降雪量の多くなる所がある見込み。いったん雪が止んだり弱まったりしている地域でも、再び雪が強まり、平地でも大雪のおそれがある。
大雪による交通障害や農業施設への被害に厳重に警戒し、なだれや着雪に注意が必要だ。また、家の中では電気を使わずに暖を取れるようなものを準備するなど、改めて停電への備えも確認しておく必要がある。