【NBA】渡辺雄太にシュートブロックされたステフィン・カリーは驚きの表情

渡辺雄太(ロイター=USA TODAY)

米プロバスケットNBAトロント・ラプターズは10日(日本時間11日)のゴールデンステート・ウォリアーズ戦に105―106で敗れた。

ラプターズの渡辺雄太(26)は8分59秒の出場でダンクシュートによる2得点と、2リバウンド1アシストだった。

渡辺の出番が回ってきたのは18―23とリードされた第1クオーター(Q)の残り3分26秒。残り27秒にはカイル・ローリー(34)と息の合ったプレーでパスを受けると豪快にダンクを叩き込んだ。

第2Q途中までプレーした渡辺は、第3Qの終盤に再びコートに立ち、ウォリアーズのステフィン・カリー(32)のシュートをブロック。チームを3度の年間王者に導き、自身もMVPを2度獲得した年俸4300万ドル(約44億7000万円)のスーパースターも、想像以上に長い渡辺の手に信じられないという表情を見せた。

惜しかったのは直後のスリーポイントシュートを決められなかったこと。レギュラー級のメンバーに入ってもシュートチャンスにボールをもらえる状況になりつつあるだけに、確実に決めてよりアピールしたかったところだった。

それでも最近は第1Qの競った場面から起用されるように、ディフェンス面ではニック・ナース監督(53)からの信頼を確実に得ている。

11日(日本時間12日)のポートランド・トレイルブレイザーズ戦では、西海岸4連戦の最後を勝利で飾れるようなプレーで貢献したい。

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