大河ドラマ「青天を衝け」の主人公・渋沢栄一の波乱に満ちた生涯をたどる歴史紀行ガイドが発売

NHK総合ほかで2月14日スタートする大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8:00ほか)の主人公で、幕末から明治期の日本近代化に貢献した実業家・渋沢栄一。渋沢が生まれた埼玉県北部(現・深谷市)をはじめ、東京、京都、大阪、北海道など、ゆかりの地を紹介していく書籍「歴史紀行ガイド 渋沢栄一の足跡をたどる旅」が1月20日に発売される。

本書では、渋沢に影響を与えた周囲の人々にもスポットを当て、そのゆかりの地も紹介。一農民であった栄一を幕臣に取り立て、弟・昭武の随員としてフランスに派遣し、渋沢の視野を広げた徳川慶喜のゆかりの地である水戸や静岡、幼少の頃からの師である従兄の尾高惇忠ゆかりの富岡製紙場や、その周辺に点在する近代養蚕を担った数々の遺構なども掲載する。

渋沢栄一の生涯はもちろん、日本の近代化の過程も見て取れる内容で、大河ドラマを見るうえでの副読本として活用できる1冊となっている。

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