家の中でも長い時間を過ごすリビングルーム。最近は食事をとるためのダイニングルームとつなげてひとつの部屋にした住居も多く、食事をしてそのままくつろげるようにもなっています。
今回は8畳のリビングで考えられるレイアウトの実例をタイプ別に紹介していきます。これから新しい家で暮らす方はもちろん、今のレイアウトを変えたい方も参考にしてください。
住む人数でレイアウトを決める
家族のみんなが集まる部屋だけに、何人で住んでいるのかはレイアウトを決める上で重要な指標のひとつです。
家族が大人数になればなるほど、部屋に家族が集ったときの人口密度が高くなり、家具が多いと移動しづらくなってしまいます。また、全員が座れるソファを置いてスムーズに動けるようにするには工夫が必要です。
今回はさまざまなタイプのレイアウトを紹介するので、自分の家族の人数でもくつろげるかどうか考えながらお選びください。
テイスト別|おしゃれなレイアウト例
8畳の部屋は広いようにみえますが、家具などを置いてみると思いのほか狭く感じるかもしれません。しかし、部屋のコンセプトを決めてアイテムを揃えることで、部屋の狭さを感じさせることなく素敵に演出できます。
ローテーブルを置いたヴィンテージインテリア
ローテーブルをソファの前において、センターテーブルとしての役割を兼用するのも開放的でおすすめ。ソファの他にテーブルに合わせたクッションなど用意しておけば、ソファの向かい側に座れますし、ゲストが来ても存分なスペースを確保できます。
クッションをソファと同じ材質や色に揃えるのも、テーブルまわりをうまく演出し、部屋を広く見せる工夫。限りあるスペースを有効的に使うには、家具の数も絞ってシンプルで機能的な使い方をするのが重要です。
アウトドアグッズでキャンプ気分
折りたたむことができ、丈夫で耐久性の高い商品が多い「アウトドアグッズ」。最近はキャンプが流行っており、ベランダでキャンプをする「ベランピング」という言葉が生まれています。
実用性だけでなく、デザイン性も追求したアウトドアグッズが近年次々に生まれており、部屋の中で使うのも十分にありです。
キャンプ用の折りたたみ椅子と机を利用すれば、統一感があっておしゃれな上に、軽くて持ち運びが楽なので、シーンに合わせて簡単に動かせます。使わないときは畳んでしまっておけるので、邪魔になることもありません。
淡い色で揃えてナチュラルな雰囲気に
8畳の部屋を広く見せるシンプルなアイデアに、家具の色を同系色でそろえることが挙げられます。どの色に絞るかは好みによりますが、淡い色で統一するとより広く見せる効果があります。特に大きな面積を占めるカーテンやマットには、淡い色がおすすめです。
長方形・縦長リビングで「広く見せる」ポイント
日本の多くのリビングは縦型の長方形です。縦型の部屋を広く見せるには、いくつかアイデアがあります。部屋の広さとテーブルの面積を考えてバランスよく配置することで、体感的な部屋の広さが大きく変わるので参考にしてください。
キッチンとダイニングテーブルを平行に並べる
キッチンとテーブルを平行にすると、奥行きを感じさせず、部屋の中央に空間を作り出すことができます。
カウンターキッチンとの間には人が通れるだけの距離をとって動線を確保しましょう。できればテーブルの四方全てに隙間を作ってあげると利用しやすく広さも感じられるはずです。
窓側にダイニングテーブルを設置する
窓側にダイニングテーブルを配置することで開放感を感じられるでしょう。また、部屋の真ん中に空間が生まれるので、実際よりも広く見える方法としておすすめです。
丸形テーブルですっきり見せる
部屋を広くしたいなら、ダイニングテーブルに丸形テーブルを使うというのもおすすめ。丸形テーブルは長方形のテーブルに比べて実際に使うスペースが少ないだけでなく、見た目の印象にも部屋を広く見せてくれます。
置く位置によっても印象が変わり、キッチンカウンターや窓側に寄せるほか、中央に置くのもおすすめです。
将来のために住まいについて学ぼう
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