女子プロレス「アイスリボン」の藤本つかさ(37)が、全日本プロレスの〝暴走男〟こと諏訪魔(44)に猛抗議だ。
諏訪魔と石川修司(45)の暴走大巨人は昨年、所属ユニットの女子部門「エボリューションガールズ(エボ女子)」を立ち上げ、三顧の礼で藤本をアドバイザーに迎えた。
ところが…だ。年が明けて本格始動しようとした矢先、2日の後楽園大会で世界タッグ王座から陥落した2人は暴走大巨人の解散を発表。盟友関係は続ける方針を示すが、エボ女子の行方は不透明になっている。
藤本は「解散したってどういうことですか!? がっかりですよ。私はどうなるんですか?」と憤慨。いまだに諏訪魔から明確な説明がないことも怒りに拍車をかける。そもそも暴走男とは水と油でかみ合わないが、「女子プロレス発展のため」という目的に賛同してアドバイザーを引き受けた経緯がある。知らぬ間にはしごを外された格好で、怒るのも当然だ…。
暴走男への怒りの感情を抱えたまま、23日の東京・後楽園ホール大会ではICE×∞王者の鈴季すず(18)に挑戦する。
「昨年は踏み台とされたことに悲しさと切なさと、後輩に対しては若干の心強さを感じている。今まですずとは何度もシングルをしているけど、生まれ変わったすずとは初めて戦う。だから初シングルマッチの気分で挑みます。後輩だけど、今のすずは王者としてしか見ていない」
さまざまな感情を若き王者にぶつけ、自身が持つ最多回数を更新する7度目の戴冠を果たす。