LiSAが告白 座右の銘「今日もいい日だっ。」のルーツ

LiSA

歌手のLiSA(33)が15日放送の「中居正広の金スマ新春SP」(TBS系)に出演。座右の銘である「今日もいい日だっ。」の誕生の裏側を明かした。

番組内では、レコード大賞を受賞したLiSAの成長の軌跡を再現ドラマとともに紹介。11歳で「SPEED」にあこがれてダンススクールに通うために単身沖縄へ。しかし14歳で、デビューを果たすことが出来ず故郷の岐阜へ戻った。そんな姿に母親はLiSAへ歌手を断念するよう求めるのだった。

母親の反対を押し切る形で21歳で上京したLiSAはデビューする糸口を掴めないまま苦労する日々を過ごしていた。そんなLiSAを支えたのは母親から貰った一言。夜遅く、アルバイトから帰宅したLiSAに母は「LiSA、『今日もいい日だ!』って言ってみや。毎日良いことは絶対あるんや。とりあえず『今日もいい日だ!』って言ってから寝るんやよ」と声を掛けられたという。座右の銘誕生の瞬間だった。

VTR明け、LiSAは涙ぐみながら「その時々で自分が選んだことを応援してくれていたのは母だった」と振り返り「きっと母は色々な人から色んなことを言われたと思う。『1人で子供を沖縄にやるなんて』って言われてましたし、それでも信じ続けてきてくれた」と語った。

共演のみちょぱこと、タレントの池田美優は「『今日もいい日だっ。』てシンプルですけど、そのたった一言で、全然違うんだなって」と感銘を受けた様子だった。

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