新型コロナウイルス感染症と闘う医療・福祉従事者に感謝の思いを伝えようと、神奈川県はダウン症の書家・金澤翔子さん(35)が書いた「ありがとう」の懸垂幕を横浜高島屋(横浜市西区)の壁面に掲げている。
懸垂幕は高さ約22メートル、幅約10メートル。空をイメージした青を背景に、白字で力強くメッセージを伝えている。
年末年始は通常、医療提供体制が弱まるが、新型コロナの感染拡大を受け、今冬は約800カ所の医療機関が発熱患者らを診療する体制を整えている。
金澤さんは「感謝の気持ちを伝えようと、心を込めて書いた。コロナが収まったら、医療や福祉従事者の皆さんに直接お礼を伝えたい」と話した。掲示は2月末まで。