【横浜DeNA】ドラ4・小深田 柵越え4本 履正社高の先輩に刺激 新人合同自主トレ

新人合同練習でティー打撃を行う横浜DeNA・小深田=横須賀市(代表撮影)

 横浜DeNAの新人合同自主トレーニングは17日、横須賀市の2軍施設「DOCK」で2度目の屋外フリー打撃などが行われた。ドラフト4位の小深田大地内野手(17)=大阪・履正社高=は約50スイングで4本の柵越えを放ち、「すごく楽しくて充実している。キャンプに向けて上げていきたい」と笑顔を見せた。

 高校の1学年先輩の井上(阪神)からもらったバットを手に、鋭いスイングを披露。現在は「ハードメープル」と「バーチ」の素材を併用しながら、実戦に向けて見極めている段階という。「井上さんにバーチのものを何本か譲り受けて試している。今日も一番はじいた感じが良かった」

 フリー打撃からスイングスピードや打球角度を測定。高校時代とは異なる最新機器を用いた練習の日々に、「最高の環境なのでしっかり使って成長したい」。年明けに井上からも「1軍に上がってなんぼの世界」と激励を受けた。高校通算34本塁打の左打者は一日も早いデビューを目指す。

 「(1年目から)井上さんは結果も残している。早く追い付いて、同じ舞台で野球をやりたい」

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