Sareee WWEへ急きょ渡米決定のウラに何があったのか

Sareee

米WWE入りが決まっている女子プロレスラー、Sareee(24)が早ければ今月中にも渡米する見込みとなった。

Sareeeは17日に自身のツイッターを更新し「最終手続きが終了次第、渡米することが決まりました」と発表。22日のシードリングの東京・新木場1stRING大会が渡米前最後の試合で、これまで「WWE Count Down」とされていた所属先は「WWE Count Down Final」となり、世志琥(27)とのビヨンドザシータッグ王者として、高橋奈七永(42)、中島安里紗(31)組との防衛戦に臨む。

WWE関係者によると、試合に向けて「タイトル戦に絶対勝って、返上してアメリカに行きたい」と話しているという。

当初は昨年初頭に渡米予定だったが、新型コロナウイルス禍の影響で白紙となった。急転直下の動きとなった理由について、前出の関係者は「レッスルマニアが4月(10、11日)の(フロリダ州)タンパに決まって来年、再来年の開催も決まり、それに合わせて世界中でペンディングになっていた様々なプロジェクトが動き出したイメージです。Sareeeの件もその一環でしょう」と説明した。

渡米後は自主隔離やメディカルチェックを経て、パフォーマンスセンターでデビューを待つことになるとみられる。19日には一般社団法人初代タイガーマスク後援会による「一般社団法人レスキュードアニマルネットワーク」への支援物資贈呈イベントに出席する予定となっており、ここでの発言も注目されそうだ。

また、これを受けて23日の東京・後楽園ホール大会の出場が予定されていたアイスリボンは「参戦が決定しておりましたSareee選手ですが、『渡米スケジュールが早まり、参戦できなくなった』旨の申し出がありました。こちらの申し出を受け、一部対戦カードが変更となります」と発表。Sareeeに代わり中島安里紗が出場して第2試合で真白優希と組み、星いぶき、石川奈青組と対戦するとした。

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