【新型コロナ】横浜で最多、542人感染 特養など3カ所で新クラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は18日、10歳未満~90代の男女542人の感染を確認した、と発表した。1日の新規感染者数としては14日の488人を上回り、過去最多。70~80代の男女6人が中等症、464人は軽症または無症状で、72人の症状が分かっていない。262人の感染経路が不明という。

 市内では、特別養護老人ホームで職員5人、高齢者グループホームで職員1人と利用者5人、有料老人ホームで職員1人が感染したことで感染者数はそれぞれ7人、10人、14人となり、新たにクラスター(感染者集団)として認定された。

 クラスター関連では、元気会横浜病院(同市緑区)で職員1人と患者3人、横浜刑務所(同市港南区)で職員2人と収容者1人、済生会横浜市南部病院(同区)で職員4人と患者6人の陽性が分かり、感染者数はそれぞれ98人、40人、20人となった。

 同じくクラスターが発生している小規模多機能型居宅介護で2人、通所施設2カ所でそれぞれ3人、介護老人保健施設で3人、有料老人ホームで1人、障害者施設で2人の陽性が新たに確認された。

 また市は同日、市立小中学校の教諭3人を含む市職員9人の感染を公表。3人は別々の学校に勤務しており、校内に濃厚接触者はいないという。

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