ビリャレアルの元同僚・パレホが久保のヘタフェ移籍に理解示す

久保の移籍に理解を示したパレホ(右=ロイター)

スペイン1部ビリャレアルの元同国代表MFダニエル・パレホ(31)が、元チームメートで出番が激減したことで、同1部ヘタフェに電撃移籍した日本代表MF久保建英(19)について自身の見解を語った。

スペイン紙「アス」のインタビューに応じたパレホは「久保は決して悪く言うことのない男の子だ。素晴らしいサッカー選手がいるトップクラブにいる。彼はマジョルカでプレーしていたが、最初はあまりゲームに参加できなかった。私もバレンシアであまりプレーしなかったとき、彼と同じことをしようとした。これは特別なケース。若いときにすべての試合で証明しなければ、プレッシャーがかかってくる状況だ」と語った。

パレホ自身もRマドリード入りするも出場機会を得られず、レンタルでヘタフェに移籍し、そこから同1部バレンシア入り。今季からビリャレアルでプレーしている。名門クラブから武者修行に出ている久保と同じような境遇をたどってきただけに、出番を失ってシーズン途中に再移籍した久保の決断に理解を示しているようだ。

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