【男子ゴルフ】差別発言で契約解除のジャスティン・トーマス 今週は何を着てプレー?

ラルフから契約解除されたジャスティン・トーマス(ロイター)

試合中の同性愛者を差別する発言が原因で米アパレル企業のラルフローレンとの契約を解除されたプロゴルファーのジャスティン・トーマス(27=米国)は今週、騒動後初めての試合となる欧州ツアーの「アブダビHSBC選手権」(21~24日、UAE・アブダビGC)に出場する。

予選ラウンドでは昨シーズン、史上最年長で欧州ツアーの年間王者となり連覇を狙うリー・ウエストウッド(47)とローリー・マキロイ(31=英国)という元世界ランキング1位が揃った〝メーンイベント〟のペアリングに入った。

同時に注目されるのは、トーマスがどんなウエアを身に付けてプレーするのかということだ。

ラルフローレンは「私たちの望みはトーマス氏が再び私たちのパートナーとなるために懸命に取り組むことです」と将来的な〝復縁〟の可能性を示唆。トーマスの公式ウエブサイトのスポンサー一覧にもまだ同社の名前は残っている。

欧州ツアーのウエブサイトは19日(日本時間20日)に大会展望の記事とともに3人が揃った画像を掲載。トーマスはシンプルなデザインのポロシャツと短パン(練習ラウンドでは着用可)を着ているが、特定のメーカーのロゴなどは見当たらなかった。

現在の世界ランキングは3位。2017年には米ツアーの年間王者になった実力の持ち主だけに、新たなメーカーがスポンサーに名乗り出る可能性もあるだけに、今後が注目される。

なお大会には日本の川村昌弘(27=antenna)も出場する。

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