新潟市内で新たに4名の新型コロナ患者を確認

新潟市は早めの受診・相談を呼びかけている

新潟市は21日、西区、北区、中央区、港南区で新たに計4名の新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。市内319〜322例目となる。

319例目は西区在住、60歳代会社員の男性。13日に38度台の発熱があり、14日に市内のA医療機関を受診。その後、18日にA医療機関を再受診。症状が治らなかった為、20日に県新型コロナ受診・相談センターに相談し、市内のB医療機関にてPCR検査を実施し結果陽性が判明。現在は37度台の発熱の症状がある。なお男性は12日と19日に会社に出勤しており、またそれを受けて会社側は現在、独自で従業員のPCR検査を進めているという。独自で行っているPCR検査は本日中に結果が出る見通しだ。

320例目は北区在住、60歳代自営業の男性。12日に38度台の発熱と咳の症状。20日に市内316例目の濃厚接触者(同居のご家族関係)としてPCR検査を実施し、21日に結果陽性が判明。男性は症状が出てから検査までの期間、自宅で療養を続けていた。現在は嗅覚の低下の症状。男性の濃厚接触者はいないという。

321例目は中央区在住、30歳代飲食店従業員の女性。19日に38度台の発熱。20日に市内318例目の濃厚接触者(知人関係)としてPCR検査を実施し、21日に結果陽性が判明。濃厚接触者は現在調査中だが、主に家族となる見通しだという。なお市内318例目の男性は19日の会見で職業無職と公表されたが、自営業に訂正した。

322例目は江南区在住、40歳代会社員の男性。市内318例目の濃厚接触者(仕事の付き合いがある)。19日に38度台の発熱があり、20日に市内医療機関を受診しPCR検査を実施し、21日に結果陽性が判明。現在は38度台の発熱。濃厚接触者は現在調査中だが、家族や仕事関係の方になる見通しだという。

新潟市保健衛生部の野島晶子部長は、「最近の感染傾向を見ると、職場内や仕事上でマスクをしていない状態での会話が感染に繋がっているケースが散見される。職場内でもマスクを常にしているということが、やはり大事だということを皆様に周知したいと思います」とマスク着用の徹底を呼びかけた。

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