梅宮辰夫さんも映画版に出演した「遊星王子」令和に復活 日向野祥、織田奈那出演 監督は”バカ映画の巨匠”河崎実

1958年から59年にかけて日本テレビ系列にて放映され、梅宮辰夫さん主演の映画版も製作された「遊星王子」が、映画としてリメイクされることが発表された。

「遊星王子」は、地球を宇宙連邦に加えるために遊星から地球にやってきた王子の活躍を描き、テレビ番組としては日本初の宇宙人ヒーローものとして好評を博した。1959年には、梅宮辰夫さんが王子を演じた2作の映画版も公開された。

タイトルは「遊星王子2021」を予定しており、「日本以外全部沈没」「地球防衛未亡人」「三大怪獣グルメ」など、”バカ映画”で知られる河崎実が担当。2.5次元舞台や映画などで活躍する日向野祥が遊星王子役、欅坂46の元メンバーの女優・織田奈那がヒロインを務める。遊星王子の新コスチュームのデザインは、サイバーパンクSF「サイレントメビウス」で知られる漫画家の麻宮騎亜が手がける。

■遊星王子役・日向野祥コメント
この作品のお話を頂いた時は、すごく嬉しかったです。僕自身、子供の頃からヒーローが好きで週末になればヒーローショーに連れて行ってもらっていました。そんな自分がヒーローになれる...ワクワクする気持ち反面、プレッシャーも大きいですが。
令和の時代には無い、昔の良さも沢山詰まった作品となるよう遊星王子を演じる事ができればと思います。
映画「遊星王子2021」ぜひ皆様、ご期待ください!

■大村君子(ヒロイン)役・織田奈那コメント
ヒロインと聞いて最初は不安でしたが、台本を読んだらすごく面白くて!ぜひ挑戦させて頂きたいと思いました。どんな映画になるのか、今からとても楽しみです!

■河崎実監督コメント
昭和33年に、本邦初の宇宙人がヒーローとして放映されたテレビ映画である本作のリブートを監督できるとは、因縁を感じます。昭和33年はわたしの生年なのです。
原作に最大限のリスペクトを捧げながら、「異世界からの闖入者」が人々とふれあいながら絆を深めるという、「オバケのQ太郎」「ウルトラマン」をはじめ、わたしの少年時代を魅了した黄金パターンを本作に盛り込み、我々かつての少年が憧れたヒーロー世界を構築したいと思います。
殺伐とした世の中を、遊星王子が明るく照らします! 乞うご期待!

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