春の引っ越しシーズン、スマホで転出届 横浜市が1月28日開始

横浜市役所

 3~4月の引っ越しシーズン到来を前に、横浜市は、市内から他市町村に引っ越す際の転出届のオンライン手続きを28日から始める。窓口の混雑緩和が目的で、新型コロナウイルス感染症対策として活用を呼び掛けている。

 市窓口サービス課によると、オンライン手続きにはマイナンバーカードとカードを読み取る機能が付いたスマートフォンが必要。カード保有者と同一世帯内で一緒に転居する場合は、本人を含めて最大10人分をまとめて申請できる。

 区役所窓口への来庁は不要で、夜間などでも手続きが可能。引っ越し先の市町村では、転入届の手続きが別途必要となる。

 例年3~4月は、区役所の戸籍課で引っ越し手続きをする来庁者の数が通常の約2倍に増えるといい、同課の担当者は「窓口での接触を避けるためにも、条件に当てはまる人はぜひ使ってほしい」と話している。

 市のホームページで手続きの方法を閲覧できる。問い合わせは、同課電話045(671)2177。

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