「アノニマス」オンライン会見に香取慎吾、関水渚、MEGUMI、清水尋也、勝村政信が登場

本日1月25日からテレビ東京系でスタートする連続ドラマ「アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜」(月曜午後10:00)のオンライン会見が撮影現場で開かれ、主演の香取慎吾、関水渚、MEGUMI、清水尋也、勝村政信が登壇した。

本作は、SNSでの誹謗中傷をテーマにした新しいサスペンスドラマ。インターネットの誹謗中傷や炎上などが後を絶たず、キーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)が、昨今社会問題になってきていることを受け、警視庁に新設された「指殺人対策室」(通称・指対)に所属する万丞渉(香取)たちが、顔の見えない犯罪者=アノニマスを捜査し見つけ出し暴いていく。

撮影は現在、第4話から5話くらいまで進んでいるそうで、香取は「放送はまだ始まっていないのですが、早くも何かに追われるようにカツカツで撮影が続いてます」と急ピッチで進行していることを報告。また、MEGUMIは「指対のメンバーとは、ほとんど朝から夜までここでずっと一緒です。クランクインした瞬間から追われているような状況なので、絆みたいなもので強く結ばれているように感じます」と、タイトなスケジュールの中で一体感が生まれていると明かした。

香取演じる刑事・万丞の相棒となる碓氷咲良役の関水は、「先輩方がとても優しく、初日からフレンドリーに話しかけて輪の中に入れてくださったので、本当に一つのチームという気がして、毎日が楽しいです」とニッコリ。さらに、指対のデジタル担当・四宮純一役の清水も、「僕は21歳で、このメンバーの中では最年少なのですが、皆さん未熟な僕でも仲良くしてくださって、毎日楽しくやらせていただいております」と述べ、充実感のある撮影になっている様子をうかがわせた。

このキャストたちの回答を受け、指対の室長・越谷真二郎役の勝村政信は「皆さまの説明で、キャストの仲がどれだけいいのか、お分かりいただけたかと思います」と、現場の雰囲気の良さをあらためてアピール。「この撮影場所は都心からちょっと離れたところなのですが、気温が2~3℃は低くて、まるで冷蔵庫の中にいるような、みんなでそばに集まっていないと暖がとれない、生命を脅かされるような寒さの中でロケが行われています。そんな中で撮影が行われているというのも、仲が良い原因の一つかと思います(笑)」と語った。

本作は、SNSがもう一つの舞台となる作品ということで、普段のSNS使用状況についての質問が出ると、香取は「SNSを始めて4~5年ですが、Twitter、Instagram、ブログ、YouTubeとすべて使ってます。Instagramにストーリー、Twitterにフリートができたり、YouTubeにもストーリーと同じような機能があって、そういうのも全部自分でいじっていて、SNSの仮想現実内で生きてる時間の方が長くなってきているからか、もはや現実との境目が分からなくなっています(笑)」と打ち明けた。

また、関水、MEGUMI、清水もSNSを実際に使用して情報発信を行ったり、ファンとの交流を楽しんでいるという。一方、勝村は「SNSはほとんど何もやっていないんですが、(コロナ禍の)自粛期間中からワンちゃんとか猫ちゃんの動画を激しく見るようになりまして、気持ちを癒やしてもらっています。最近はあまりにも見過ぎてスマートフォンのバッテリーがすぐなくなっています(笑)」と述べ、笑いを誘った。

最後に香取は、「SNSについていけてない人も、僕のようにSNSをたくさん使って生活している人も、今はこんな世界になっているんだというのが分かると思います。今の警察には指殺人対策室のような部署は存在しないですが、もしかしたら近いうちに作らなければいけないくらい、世界中で問題になっています。そういう先も見えるようなドラマになっているのかなと。でも、SNSの“闇”の部分だけじゃなく、こんな“光”もあるんじゃないかという部分も見えたらいいなと思います」とメッセージを送った。

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