新潟県燕市と聖籠町で新型コロナウイルス新規感染者計3人と、既存感染者で2人の死亡者を確認

新潟県健康対策課の志田憲一課長補佐

新潟県は26日、燕市と聖籠町で県内854例目、856例目、857例目となる新型コロナウイルス感染症患者が確認されたと発表した。加えて、県内において25日までに新たに、新型コロナウイルスに感染した高齢者2人の死亡が確認された。

県では死亡者について、地元のコミュニティなどで特定されないように、地域や詳細な年齢などについては公表しない方針である。また、県内の新型コロナウイルス関連の死亡者は9人となった。

854例目は燕市在住で会社員の50歳代女性。県内691例目の濃厚接触者。12日に濃厚接触者として検体採取し検査を行ったが陰性と結果が出た。しかし、23日に発熱と頭痛の症状が発生したため、医療機関を受診。25日にPCR検査の結果、陽性が判明した。現在は発熱と味覚障害の症状がある。

856例目は聖籠町在住で会社員の30歳代女性。24日に嗅覚障害があり、大規模PCRセンターで検体採取。25日にPCR検査の結果、陽性が判明した。現在も嗅覚障害がある。

857例目は燕市在住で職業非公開の30歳代女性。23日に発熱、咽頭痛、頭痛のため医療機関を受診。検体を採取。25日にPCR検査の結果、陽性が判明した。現在は咽頭痛と鼻閉の症状がある。

856例目、857例目は既存の感染者との接触や、県外との往来は確認されておらず、現在は感染経路を調査中である。

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