レアル・マドリード専門メディア MF久保建英を放出したビリャレアル大酷評

MF久保建英

スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)の活躍を受けて、現地メディアが前所属のビリャレアルを酷評している。

ビリャレアルでは出場機会に恵まれなかった久保だが、新天地に移籍するや3試合連続で出場し、ここ2試合はスタメンで早くもレギュラーに定着している。25日のビルバオ戦では大敗の中でも得点に絡むプレーを見せ、着実に階段を上っている。

ビリャレアルではリーグ戦で2試合しか先発出場しなかったが、新天地では加入から2週間あまりで早くも並んだことで、保有元のレアル・マドリード専門メディア「デフェンサセントラル」は「(ウナイ・)エメリ監督のもとでは不可能だった」。そして「ビリャレアルでは才能を無駄にしていたが、アズロン(ヘタフェ)では、彼の存在が練習と試合の両方で痕跡を残している」と両クラブでの対照的な扱いを指摘してビリャレアルの見る目の無さをダメ出しした。

さらに「タケ、Rマドリード双方にとって最高レベルの試合に出続けて経験を積むことが必要だ。他の95%のチームメートより上回っているのだから(控えベンチの)プラスチック製のチェアに座って物乞いをするべきではない」とビリャレアルでの苦境を強烈に皮肉りつつ、新天地で出場機会を確保する重要性を強調した。

久保は期待に応える活躍を見せたいところだ。

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