ビリャレアルのエメリ監督 スペイン3部クラブ買収へ 

ウナイ・エメリ監督(ロイター)

日本代表MF久保建英(19)が先日まで所属したスペイン1部ビリャレアルのウナイ・エメリ監督(49)が3部クラブを買収すると、同国紙「アス」が報じた。

同紙によると、エメリ監督が購入に乗り出しているクラブは現在2部B(実質3部)のレアル・ウニオン。1915年の設立でスペインリーグ発足当初のオリジナルメンバー(10クラブ)という。1910~20年代にには国王杯を4度制覇するなど、32年以降は1部での実績はないものの伝統あるクラブだ。

レアル・ウニオンは、かつてエメリ監督の祖父アントニオ、父フアンがともに現役時代にプレーしたチーム。中でも祖父アントニオ氏はクラブの伝説して語り継がれており、エメリ監督にとって思い入れのあるクラブといえる。

また、同紙は、エメリ監督自身は、買い取りの交渉に参加していないとし、実弟イゴール氏と弁護士のジョス・レタ氏がレアル・ウニオン会長のリカルド・ガルシア氏と契約を進めており、2月上旬までに買収が完了する見込みと伝えている。

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