独立のオリラジ藤森 チャラ男でも〝相方愛〟はプライドレス!

著書「PRIDELESS-(プライドレス)受け入れるが正解」(徳間書店)から

昨年いっぱいで吉本興業を退社したお笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾(37)が独立を決めた裏には、“深い相方愛”があった――。

藤森は28日、自身初の著書「PRIDELESS(プライドレス)受け入れるが正解」(徳間書店=写真)を刊行した。

藤森は「タイミング的には独立直後の発売となりましたが、独立前から決まっていた著書なので、決して何か暴露してやろうというわけではありません(笑い)」とコメント。本書では自身の半生、何ごとにもプライドを捨てて臨む“プライドレス”な人生哲学、そして相方・中田敦彦(38)への思いも語っている。

自身について「余力を残しつつのんびりやりたいタイプ」と分析。相方・中田のおかげで、“挫折の乗り越え方”を習得したという。

藤森は「相方イズムで『とにかく実験なんだ』と思えるようにマインドチェンジできるようになりましたね。『挫折もラッキー! どんとこい!』という感じ。挫折して立ち止まるのではなく、『この挫折の情報をもとに次は何をやるか?』が大事。そういうことも相方から教わりました」と素直に感謝した。

「2人のコンビ愛は深く、中田さんの妻である福田萌さんがいつも嫉妬していたほど。独立は中田さんの独断で藤森さんへは事後報告。普通なら怒るところですが、中田さんについて『才能がすごい』と尊敬しており、一緒に退社する道を選んだ。芸人仲間も『そこまでコンビ愛が深かったとは…』と驚いていた」(お笑い関係者)

独立から約1か月がたったが、藤森は「きわめて精神状態は良好です。『独立したら不安にさいなまれたりするのかな?』と思っていたけど、おかげさまですごく平穏な心持ちです」と語り、変わらず接してくれる周囲への感謝を明かした。

「けっこう相方に引っ張られがちな性格」とは言いつつも、それを楽しんでいるようだ。

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