大みそかの田中恒成戦が「年間最高試合」に選出 井岡一翔「励みになります」

試合後は互いに健闘を称え合った。左から田中恒成、井岡一翔

日本ボクシングコミッション(JBC)と東京運動記者クラブ・ボクシング分科会は28日、2020年度年間表彰の各賞の受賞者を発表。「年間最高試合」(世界戦)部門には、大みそかのWBO世界Sフライ級タイトルマッチ、井岡一翔(31=Ambition)対田中恒成(25=畑中)が選出された。

この試合で、世界最速の4階級制覇を狙っていた田中を8ラウンドTKOで下して2度目の防衛に成功。「技能賞」とのダブル受賞となった一翔は「まず始めに、このような難しい時期に試合ができたことを関係者の皆様。スポンサーの方々。応援してくださるファンの方々に深く感謝申し上げます。またその試合を『年間最高試合』『技能賞』として評価していただきまして、大変うれしく思っておりますし、また励みにもなります。今年もさらなる高みをめざして精進してまいりますので、応援よろしくお願いいたします」とのコメントを発表した。

© 株式会社東京スポーツ新聞社