ギリシャ1部PAOKの強化責任者を務めるオラフ・レベ・スポーツディレクター(SD=42)が、新たに加入したMF香川真司(31)の活躍に太鼓判を押した。
ドイツ人のオラフSDは、ドイツ1部ボルフスブルクでもSDを務めた経歴もあり、ドルトムントでプレーしていた当時の香川もよく知る。そんな経緯もあって今回の獲得に至った中、同SDがドイツ誌「キッカー」で香川についてコメントしている。
オラフSDは「真司は経験と質の高いプレーで我々の助けになるでしょう。(今回の加入が)香川とPAOKにとって素晴らしい解決策となったことをうれしく思う」と大きな期待を寄せた。昨年10月にスペイン2部サラゴサと契約を解除した後もオファーしたが実現せず、ようやくラブコールが実ったのだという。
とはいえ、無所属期間のブランクがあるのは事実。それでも「彼のコンディションは良好で、すぐに(試合勘などが元通りに)落ち着くでしょう」とキッパリ。心強い理解者が、香川の復権を後押ししてくれそうだ。