2冠王者・カネロ ソーンダースとの統一戦5月内定も…来月イユリディン戦の〝無傷〟が条件

サウル・アルバレス(ロイター)

ボクシングのWBAスーパー&WBC世界スーパーミドル級統一王者の〝カネロ〟ことサウル・アルバレス(30=メキシコ)が、5月に浮上したWBO世界同級王者のビリー・ジョー・ソーンダース(31=英国)との統一戦に向けて高いハードルを突き付けられた。

米メディア「ボクシングニュース24・コム」など複数の同国メディアは「(米メディア『ジ・アスレチック』の記者の)マイク・コッピンガーによれば、日にちは5月の1日または8日になるだろう」と伝えた。

その前にクリアしなければならないのは、2月27日にフロリダ州マイアミで予定されているWBCでランキング2位のアブニ・イユリディン(29=トルコ)との対戦。同メディアは「強力なトルコのファイターに勝つだけではなく、ケガをすることなく乗り越えなければならない。少しでもカットを受ければ(5月の統一戦は)延期することになる」と指摘した。

昨年5月に一度、対戦が決定と報じられるも新型コロナウイルス禍で流れたとされる好カードだけに、今度こそ実現が期待されるところ。果たしてパウンド・フォー・パウンド1位のメキシカン・スターは、〝無傷の勝利〟で大一番に臨めるのか。

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