中日復帰の福留、DeNA山崎、新婚の広島小園…セのキャンプ1軍から外れた選手は?

DeNA・山崎康晃(左)と広島・小園海斗【写真:荒川祐史】

阪神は中田賢一、岩田稔、桑原謙太朗らベテランが2軍スタート

いよいよ2月1日に“球春”を迎える。プロ野球12球団が一斉にキャンプイン。新型コロナウイルス感染拡大に伴って無観客での開催となるが、選手たちは順調な調整をして開幕につなげたいところ。中には故障での出遅れや、マイペース調整となるベテランも。ここではセ・リーグ6球団のキャンプ1軍から外れた主な顔ぶれを見ていきたい。

○巨人
1軍本隊のほかに「1軍S班」があり、主力やベテラン、助っ人らが調整する。34歳シーズンとなるベテラン野上亮磨投手や戸根千明投手、立岡宗一郎外野手らが1軍メンバーから外れ、2軍スタートに。リハビリ組や育成選手らは3軍スタートとなる。

○阪神
39歳シーズンを迎える中田賢一投手や岩田稔投手、桑原謙太朗投手らベテランをはじめ、望月惇志投手らがキャンプ2軍スタート。野手では、昨年1軍キャンプスタートだった植田海内野手、江越大賀外野手らが1軍メンバーから外れた。

○中日
14年ぶりに古巣復帰となった福留孝介外野手や2年連続最多安打の大島洋平外野手、昨季最優秀中継ぎのタイトルを獲得した祖父江大輔投手、現役投手最年長の山井大介投手らが2軍スタート。若手では、ドラフト1位ルーキーの高橋宏斗投手や2年目ドラ1の石川昂弥内野手らが1軍から外れた。

日本ハムからヤクルト入りした宮台は2軍からの躍進狙う

○DeNA
守護神奪回に燃える山崎康晃投手は、プロ7年目で初のキャンプ2軍スタートに。昨年手術をした東克樹投手、今永昇太投手も1軍メンバーから外れた。そのほか、2019年ドラフト1位の森敬斗内野手も2軍からの躍進を目指すことになる。

○広島
昨年9月に右肘の手術を受けた大瀬良大地投手や野村祐輔投手、中崎翔太投手は2軍スタートに。昨秋に「右腓骨筋腱腱鞘形成術」を受けた西川龍馬内野手も無理せず調整する。今月に結婚を発表した小園海斗内野手も1軍メンバーを外れた。

○ヤクルト
1軍実績のあるベテランの嶋基宏捕手、川端慎吾内野手、雄平外野手は2軍スタートに。日本ハムを自由契約となり、トライアウトをへてヤクルト入りした宮台康平投手も1軍メンバーからは外れた。(Full-Count編集部)

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