巨人・原監督がキャンプ前日に実力至上主義を明言「力がある人を一軍にあげます」

鳥居の前で拳を上げる原監督

巨人の原辰徳監督(62)が31日、キャンプ前ミーティングで訓示を行った。

指揮官は冒頭で「まず、ジャイアンツが求めている、必要としているメンバーが選手として今、集まっているということを頭のど真ん中に入れてください。巨人軍として新たな歴史を刻むということを一人ひとりが(胸に)刻んで野球に取り組んでほしい」と、ナインに誇りを高く持つよう指示。

併せて「自分がジャイアンツを引っ張っているというリーダー意識を常に持ってください。誰かについていけばいいという気持ちは持たないでほしい。組織で一番大事なことは、自立した人間が集まるということです」と、選手各々にチームリーダとしての自覚を持つよう呼びかけた。

最後には「私は力がある人を一軍にあげ、スターティングメンバーにします。チームが一つになって目標を達成するというスタートを明日から切りましょう」と、実力至上主義を明言。キャンプイン直前のナインへ、はっぱをかけた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社