尾木ママが激怒 28年前のわいせつ行為で中学教諭が免職になったことに「即刻首をルール化すべき」

怒りをあらわにした尾木ママ

尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(73)が31日に、「セクハラ・猥褻(わいせつ)教師は即免職に」と題した自身のブログを更新した。

東京在住の写真家・石田郁子さん(43)が28年前に、中学校教諭から繰り返しわいせつな行為を受けたとして起こした民事訴訟について、昨年12月に東京高裁がわいせつ行為と認定。これに札幌市教育委員会は28日、石田さんを当時指導していた市立中学校に勤務する男性教諭(56)を懲戒免職とした。

尾木氏は「懲戒免職になったニュース、28年もかかったことに衝撃受けました」と驚きを口にし「教師のわいせつ行為程卑劣で許しがたい犯罪はありません!何故なら、生徒の教師への信頼を利用していることや絶対的な立場の優位性を利用しているからです。さらに、被害生徒には教師不信と男性恐怖心のトラウマで長く苦しめます」とわいせつ教員に怒りをぶちまけた。

「教師の猥褻行為は学校全体、地域の学校不信を生み、信頼回復に大変な犠牲が伴う」とした尾木氏は「【わいせつ教師は即刻首】をルール化すべきです」と訴えた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社