MLB先発ローテ格付け 1位はダルビッシュ加入のパドレス 田中離脱のヤンキースは8位

ダルビッシュ

米メディアのNJドットコムは31日(日本時間2月1日)、今季へ向けた先発ローテーションの球団別トップ10を発表した。1位にダルビッシュ有投手(34)がトレードで加入したパドレスを選んだ。楽天と契約した田中将大投手(32)の抜けたヤンキースは8位とした。

パドレスはダルビッシュだけでなく、レイズからトレードで2018年にサイ・ヤング賞を獲得したブレーク・スネル投手(28)を獲得。同サイトは「上昇傾向にあり、層も厚い。空振り三振を奪う能力が高い。さらに最高のプロスペクト左腕が控えている」と評価。この若手有望株はマッケンジー・ゴア投手(21)で、米大リーグ機構(MLB)公式サイトのプロスペクト・ランキングで全体6位、投手では1位と評価されている。

一方で8位のヤンキースは田中を失ったものの、14年と17年にサイ・ヤング賞を獲得したコリー・クルバー投手(34)と、18年に14勝したジャーメソン・タイロン投手(29)を補強。両投手とも昨季は故障でほとんど投げていないため、同サイトは「ゲリット・コールは卓越しているが、現時点でこのローテをトップ5に入れるには疑問符が多すぎる」と不安視。一方、「うまくすれば、最高なローテの一つになるかも」と期待を寄せた。

同サイトがランク付けしたトップは1位から以下の通り。パドレス、ドジャース、インディアンス、ブレーブス、ナショナルズ、ホワイトソックス、メッツ、ヤンキース、アスレチックス、ブルワーズ。ただし、今オフのFA市場で最高評価を受けているトレバー・バウアー投手(30)の加入先次第でランキングは変動するだろう。

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