田中将大の価値は年俸15~20億!? 米サイトが報じる

田中将大

米スポーツサイトのブリーチャーリポートは21日(日本時間22日)、大リーグ球界で囁かれているトレード・FAに関する最新の噂話を紹介した。

まずはヤンキースからFAになっている田中将大投手(32)が「大リーグを去って日本へ戻ってしまうのか?」と疑問を投げかけた。田中は当初、ヤンキースと再契約する可能性が高いとされていたものの、サイ・ヤング賞右腕コリー・クルーバー投手と1年契約を結んだヤンキースの残りの予算が300万ドル(約3億1000万円)以下になったことから「再契約は論外」と指摘した。

しかしながら、同サイトは「部分断裂したUCL(右ヒジの側副靭帯)は赤信号になるとはいえ、2019年には球宴に選出され、20年のEAR+(登板した球場の広さ等を考慮して算出した数値)は平均(100)以上の120だった。このようなクオリティの高い先発投手を探すことがどれだけ困難であるかと考えると、田中に(1年あたり)1500万ドル(約15億5000万円)から2000万ドル((約20億7000万円)の価値があると考えている大リーグ球団は少なくとも1つはあるはず」と、大リーグ球界残留の可能性について言及した。

その他では、マーセル・オズーナはブレーブスと再契約する可能性は非常に低い、マーカス・セミエンはドジャースの次期三塁手になる、ネルソン・クルーズはナショナルリーグのチームにフィットする、ヤンキースのグレイバー・トーレスがトレードされる、といった最新の噂話が挙がった。

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