とんでもない訴訟合戦の様相も呈してきた。
1月31日のスペイン一般紙「エルムンド」がバルセロナFWリオネル・メッシ(33)とクラブの巨額契約文書を公開した件について、メッシ側が今回の文書を流出させたクラブ幹部の提訴を検討しているという。同国スポーツ紙「マルカ」電子版が報じた。
今回の巨額契約文書では、メッシとバルセロナが5億5523万7619ユーロ(約705億円)の4年契約を結んでいたことが判明。バルサ側は緊急声明で「専門的契約の公表におけるいかなる責任も断固として否定する」とし、エルムンド紙に対して法的措置をとることを表明していた。
この報道を受け、メッシの弁護士は契約内容を知っていた5人に注目。前会長のジョゼップ・バルトメウ氏、契約担当のオスカル・グラウ最高執行責任者(CEO)、カルレス・トゥスケッツ会長代理らの名前を挙げ、選手の秘密保持契約違反で訴える考えを持っているという。
ちなみにバルサ側は今回のエルムンド紙の報道について、クラブ側に非はないと主張している。