イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールが〝新ワンダーキッド〟と称される同2部ダービーのFWカイデ・ゴードン(16)の獲得で合意した。
リバプールは以前からゴードン側と交渉を進めていたが、同クラブ専門メディア「アンフィールドウォッチアカデミー」が「今週中にゴードンとの契約締結を完了する予定だ」と報じた。
ゴードンは16歳ながらトップチームでデビューしており「攻撃的ポジションならどこでもプレーできる」と同メディアが指摘するように天才的な万能型ストライカーで将来のスター候補として注目を集めている。
ダービーで指導する元イングランド代表エースのウェイン・ルーニー監督(35)は「カイデは素晴らしい選手で、大きな可能性を秘めている」とその潜在能力にベタ惚れで引き留めを図ったが「リバプールのようなビッグクラブからオファーがあったら、そのチャンスを選手が否定することは困難だ」と名門へのステップアップを容認する姿勢を示していた。
まだ16歳だけにリバプール加入後は当面U―23チームで体力面の強化も含めて成長を促す方針だが、将来のエース候補として大きな期待を寄せられそうだ。