【WWE】小悪魔アレクサがかつての相棒ニッキーをアビゲイル葬

アレクサ・ブリス(右)はメインに出陣のランディ・オートンとすれ違うや不気味な視線を送った(C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

【フロリダ州セントピーターズバーグ1日(日本時間2日)発】WWEのロウ大会が配信され、黒い小悪魔ことアレクサ・ブリス(29)が、かつてのパートナー、ニッキー・クロス(31)を一蹴した。

2人は昨年4月にカブキ・ウォリアーズ(アスカ、カイリ・セイン)からWWE女子タッグ王座を奪取。王座陥落後はアレクサが〝ザ・フィーンド(悪魔)〟ことブレイ・ワイアット(33)に洗脳され、ニッキーが必死に説得を試みるも失敗に終わっていた。

セミで小悪魔と対戦したニッキーは、昔の絆を忘れラフ攻撃で圧倒。しかし小悪魔は狂気に満ちた笑みを浮かべて攻撃に耐え続け、髪を整えながらストンピング、ドロップキック、ボディーシザースで反撃する。

そして4分過ぎ、場内に衝撃音が響くや、コーナーには昔のセパレートコスチュームの小悪魔の姿が…。次の瞬間にはまたもや元のミニスカート姿に戻っていた。先週大会で〝女帝〟ことアスカ(39=華名)もはまった悪魔の〝魔術〟だ。

うろたえるニッキーを尻目にすかさず小悪魔は、シスター・アビゲイルを決めて3カウントを奪った。引き揚げる際には、顔面を焼いた〝毒蛇〟ことランディ・オートン(40)とステージですれ違うも、小悪魔は意味深な視線を送り、毒蛇は無視してメインのリングへ向かった。

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