ソニー 純利益が初の1兆円へ

4-12月の純利益は前年同期比87.0%増の1兆647億7600万円

 ソニー(株)(TSR企業コード:291064280、東京都港区、東証1部)は2月3日、2021年3月期連結(米国基準)の業績予想を修正し、純利益を昨年10月の前回予想から2850億円多い1兆850億円になりそうだと発表した。巣ごもり需要でゲーム販売が伸びたほか、映画「鬼滅の刃」のヒットなどで、2年ぶりに過去最高益を更新する見通し。純利益では初めて1兆円突破を見込む。

 2021年3月期連結の業績予想は、売上高8兆8000億円(前回予想8兆5000億円)、営業利益9400億円(同7000億円)、当期純利益1兆850億円(同8000億円)と上方修正した。

 2020年4-12月(連結)の売上高は6兆7789億4100万円(前年同期比4.1%増)、営業利益9053億8500万円(同11.8%増)、純利益1兆647億7600万円(同87.0%増)だった。

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