【欧州CL】コロナ禍でプレミア勢は中立地開催

リバプールも中立地で試合に臨むという(ロイター)

欧州チャンピオンズリーグ(CL)と欧州リーグ(EL)に出場するイングランド・プレミアリーグのクラブが新型コロナ禍の影響で中立地開催になりそうだ。

英紙「サン」が「UEFA(欧州サッカー連盟)は、新型コロナウイルス感染対策のプロトコルのために予定された場所で開催できない試合は、会場を中立地に移すことを確認した」と報道。特に英国で新型コロナ変異種の感染拡大が深刻化しているため「アーセナルに加え、リバプールとマンチェスター・シティー中立地で欧州の試合に臨む」との見通しを示した。

18日のEL決勝トーナメント1回戦ベンフィカ(ポルトガル)―アーセナル戦はすでに中立地での開催が確実となっており、さらにCL決勝トーナメント1回戦で16日に行われるライプチヒ(ドイツ)―リバプール戦、24日のボルシアMG(ドイツ)―マンチェスター・シティ戦も同様の措置が取られる可能性が高くなってきた。ドイツでは英国からの入国規制措置が強化され、ポルトガルは英政府が渡航制限していることもあり、3カードが中立地開催になりそう。他のプレミア勢のカードは、今のところ予定通り開催される見込みだ。

欧州では感染状況が重大な局面を迎えており、今後試合開催への影響がまだまだ広がりそうだ。

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