ハンバーガーチェーン大手のバーガーキングが、スペイン１部レアル・マドリードのベルギー代表ＦＷエデン・アザール（３０）に対する〝禁断ネタ〟をツイートして大炎上している。
Ｒマドリード専門メディア「デフェンサセントラル」は「バーガーキングは、アザールについてのいきすぎた冗談でマドリディスタを怒らせた」と報じた。
発端は、２日の練習をアザールが欠席したことだった。スペインのテレビ局「チリンギート」がツイッターの公式アカウント上で「アザールが今日練習しなかった。どうして？」と報じた。
するとバーガーキングはこのツイートを引用して、同社の公式アカウント上で「バーガーキングで２×１」と投稿。「２×１」というのは同社が現在行っているキャンペーンで、「ダブルチーズバーガーＢＢＱ」か「クリスピーチキン」を１個買うと無料でもう１個ついてくるもの。同メディアは「バーガーキングは、アザールが練習しなかった理由として考えられるのは、同社の２×１の特典を利用したかったからとほのめかした」と解説した。
アザールはＲマドリード加入時から体重の大幅増による太りすぎが何度も指摘されており、同社はこの〝デブネタ〟を揶揄したとみられる。
同社としてはほんの冗談のつもりで多くのファンは好意的に受け止める一方で、一部の熱狂的なサポーターが大激怒。同メディアによると「『尊敬の欠如』、『彼らの店で二度と買わない』という脅迫があり、クラブに対して『バーガーキングを非難しろ』と頼んだ人さえいた」と同社の不買運動を呼びかける声まで上がっているという。
一方で「バーガーチェーンはＲマドリードの人気選手を間接的に「太った」と呼ぶことで、期待した影響を果たした」と同メディアは〝炎上商法〟が効果的だったと指摘。ちなみにアザールの練習欠席は筋肉疲労によるものだった。
