舛添要一氏がお先真っ暗なコロナ対応に怒り「拙速な法改正」「東アジアの劣等生になる」

舛添要一氏

前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が3日、ツイッターを更新。新型コロナウイルス感染症対策に怒りを爆発させた。

この日の参議院本会議で、新型コロナ特措法と感染症法の改正案が与党などの賛成多数で可決・成立した。飲食店が時短営業の要請に従わない場合やコロナの患者が入院を拒否する罰則として過料が科される。

舛添氏は「これまで、昨春の緊急事態宣言から8ヶ月も何もせずに、拙速で改正した感染症法と特措法。入院したくてもできない医療崩壊、せめていつもの売上高の75%の補償などの必要な対応策を実行せずに、拙速な法改正」とバッサリ。「政府も問題だが、国会も職務怠慢だ。立法府の責務を果たしていない。お先真っ暗な日本国」と嘆いた。

連投で、埼玉県の男児と30代男性から英国で確認されているコロナの変異株が検出されたことに言及。「海外渡航歴もない。市中感染だ。きちんと調べれば、変異株陽性者がもっといるのではないか。これが感染し始めると、深刻な事態になる。それでもPCR検査を徹底しない政府。東アジアの劣等生になるのは当然だ」と訴えた。

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