【新日本】SANADAが飯伏との前哨戦制し2冠ベルト奪取宣言「広島でもこの光景にします」

飯伏を絞め上げるSANADA

新日本プロレス3日の後楽園ホール大会で、SANADA(33)がIWGPヘビー級&インターコンチネンタル2冠王者・飯伏幸太(38)との前哨戦を制し11日広島大会でのベルト奪取を予告した。

この日のメインではBUSHI(37)と組み飯伏、マスター・ワト(23)組と対戦。プランチャを仕掛けてきた飯伏に対して自身もプランチャで反撃し対抗心をあらわにする。さらにジャンピングニーを回避してバックドロップを決めるなど積極的に王者を攻め立てた。

さらに終盤、ドラゴンスリーパーを脱出し突進してきた飯伏をかわして場外に追いやると、ワトに狙いを定めて勝負に出る。セカンドロープからバク宙の要領で飛び付いてドラゴンスリーパーに捕獲。そのままSkull End(変型飛龍裸絞め)に移行してギブアップを奪ってみせた。

飯伏の眼前で勝利を収めたSANADAは試合後のリング上でマイクを握ると「今年初めてのアレ、やりますか?」と、暗転した会場を観客がスマホのライトで照らす恒例のパフォーマンスを敢行。「広島でも、この光景にします。ただ、広島に行きたくても行けない人のために、この光景はちょっと早いですが、俺からのギフトです。オイ、後楽園、シー・ユー・ネクストタイム!」と、2冠戦必勝を約束していた。

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