”運転寿命”延ばす選択肢に 県内制限運転宣誓44%増

交通安全のため、昨年12月から制限運転に取り組んでいる麓高年者クラブの渡邉義孝会長=綾町北俣

 県内で昨年1年間に事故防止のため自らにルールを課して守る「制限運転」を宣誓した高齢者は733人で、前年比で44.6%増加したことが県警のまとめで分かった。県警は市町村と連携し、自治会単位などで制限運転の浸透を図っており、「公共交通が脆弱(ぜいじゃく)な本県で、制限運転は高齢者の”運転寿命”を長くする新たな選択肢になりつつある」とみている。

© 株式会社宮崎日日新聞社