メルカリ 上場後、中間の純利益が初の黒字

 

 フリマアプリ「メルカリ」の(株)メルカリ(TSR企業コード:300054394、東京都港区、東証マザーズ)は2月4日、中間決算を発表し2018年の上場以来、初めて純利益が黒字になった。前年同期は140億9800万円の赤字だった。売上高は前年同期比46.1%増の482億1300万円と国内の「メルカリ」流通総額が862億円増の3676億円と好調で、アメリカで展開するメルカリUSも伸びた。
 巣ごもり需要で、「メルカリ」の新規ユーザー獲得や出品強化の効果が出た。2020年7-12月(連結)の売上高は482億1300万円(前年同期比46.1%増)、営業利益13億7000万円(前年同期138億9400万円の赤字)、純利益41億1100万円(同140億9800万円の赤字)だった。
 2021年6月期(連結)の業期予想は、引き続き未定としている。

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‌                 上場後、初の中間純利益が黒字のメルカリ(TSR撮影)

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