ヒマワリの種付き風船が縁 長崎の児童と手紙で交流

風船を拾った甲斐雄也さん。ひもでつながった袋と破れた風船を大切に保管している

 日向市新生町の会社員甲斐雄也さん(37)は、長崎県南島原市の有馬小(森山重人校長、144人)から飛んできた風船を拾った。90キロの距離を超えて飛来した風船に結ばれていたのは、人権の花・ヒマワリの種。児童らと手紙のやりとりをした甲斐さんは「新型コロナで社会に閉塞(へいそく)感が漂う中、温かい気持ちにさせてもらった」と振り返る。

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