長崎、佐世保「ウーバーイーツ」進出 登録数120店 全国33番目

ウーバーイーツの長崎市のサービスエリア(同社提供)

 米国発の食事宅配「ウーバーイーツ」は4日、長崎、佐世保両市でのサービスを18日から始めると発表した。飲食店の登録数は計約120店になる見込み。
 米配車大手ウーバー・テクノロジーズが世界30カ国・地域、6千以上の都市で展開。日本では本県が33都道府県目となる。
 飲食店は配達員を確保しなくてもデリバリーを始められる。登録料はない。サービス開始時点で長崎市内は80店以上、佐世保市内は35店以上が登録する見通し。
 配達員も登録制。保温保冷バッグを持ち、自転車やミニバイクなどで約30分で届ける。自身の都合のいい時間にスマートフォン専用アプリを「オン」にすれば依頼を受けられ、「好きな時間に好きなだけ働き、自由な働き方を実践できる」(同社)。報酬は配送基本料にインセンティブ(報償金)を追加。基本料は都市や配達距離などで変わる。
 利用客はスマホアプリで注文する。店に商品代と配送手数料(50円~)、ウーバーにサービス手数料(10%)を支払う。700円未満の注文は別に手数料150円が必要。支払いはまとめてアプリに登録したクレジットカードで行う。配達状況や到着予定時間をリアルタイムで確認できる。

ウーバーイーツの佐世保市のサービスエリア(同社提供)

© 株式会社長崎新聞社