AKB最年長の柏木由紀が〝老化〟告白「振り付け覚えられず居残り練習」

柏木由紀7年5か月ぶりソロシングル「CAN YOU WALK WITH ME??」のMV

AKB48に約14年在籍し、7月に30歳を迎えるグループ最年長の柏木由紀(29)が、CDとしては7年5か月ぶりとなるソロシングル「CAN YOU WALK WITH ME??」を発売する。

このミュージックビデオ(MV)は5日に解禁。BiSH、豆柴の大群など、話題のグループが所属するWACK代表取締役・渡辺淳之介氏がプロデュースし、柏木のアイドル人生を体現した〝ドS〟MVが完成した。

「柏木由紀のこれまでとこれから」をテーマにしたもので、柏木は「こんなこと今までやらされたことない!」。撮影では真冬の極寒で風に吹かれたうえ、火にあぶられ、土砂降りの雨に打たれた。自身のアイドル人生同様、つらく厳しい道のりを努力と持ち前の前向きさで乗り越えたという。

柏木は「風、雨、火。何かの試練、罰ゲームかな?と正直、はじめは思ってしまいました(笑い)」としつつも、「しばらくAKBでぬるま湯に浸かっていたので、久しぶりに初心を思い出して、とにかく一生懸命取り組みました! MVを見て、これからのアイドル像、柏木由紀を感じていただけたらうれしいです」とコメントした。

関係者によれば、厳しい撮影にも弱音も吐かず、文句の1つも言わずに乗り切った。だが唯一、東スポには気が緩んだのか、意外な〝弱音〟を告白していた。

三十路を前に、今後のアイドル人生について柏木は「本当に体力の問題がある…」と表情を曇らせ、さらに「これからも振り付けを覚えられるかどうか…」と記憶力の低下まで告白したのだ。

「確実に振りを覚えるのが遅くなっていて…。新人じゃないのに、振り付けを覚えきれなくて居残りをしているんですよ(苦笑)。体力と頭脳の限界が来るかどうかが、私のアイドル人生のカギになります」

〝生涯アイドル〟を宣言し、あくまで現役にこだわり続ける柏木。〝アイドル界のキング・カズ〟のような存在になるためには、弱音を吐いている場合ではないが…。

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