長崎県内のホテルや旅館 1月の宿泊稼働指数 前月比19.4ポイント減

 九州経済調査協会(福岡市、九経調)は4日、ホテルや旅館など宿泊施設の1月の稼働状況を示す指数を発表し、長崎県は前月比19.4ポイント減の37.3で、2カ月連続で前月を下回った。前年同月比では11.1ポイント減だった。
 九州は25.4(前月比15.8ポイント減)、全国は24.7(同14.3ポイント減)。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う政府の観光支援事業「Go To トラベル」停止や11都府県への緊急事態宣言再発令が影響した。一方、昨年4、5月の緊急事態宣言時ほどの落ち込みにはなっていないという。
 宿泊稼働指数は、宿泊予約サイトの空室データを基に、過去1年間で最も稼働状況が良い日を100として九経調が独自に算出している。

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