女子テニスの「ギプスランド・トロフィー」準々決勝(5日、オーストラリア・メルボルン)、世界ランキング3位の大坂なおみ(23=日清食品)は同79位のイリーナカメリア・ベグ(30=ルーマニア)を7―5、6―1で下し、準決勝進出を決めた。
一進一退の攻防となった第1セットを7―5で奪うと、第2セットは、攻撃のギアが上がった。鋭いリターンなどで第4、第6ゲームをブレーク。第7ゲームは3本のサービスエースを奪い圧倒し、ベスト4入りした。
この試合は4日に行われる予定だったが、選手が滞在するホテルの従業員に新型コロナウイルス陽性者が出た影響で、延期になっていた。試合後のインタビューで、「今はいろいろな変化を楽しんでいます」と話した大坂。全豪オープン(8日開幕)に向け、確実に調子は上向きだ。