神奈川県海老名市は5日、新型コロナウイルスに感染して自宅療養している市民らの生活支援や安否確認の取り組みを開始した。支援チームの職員が、開設した専用ダイヤルで支援の要請を受け付けたが、この日は該当する連絡はなかった。
支援対象は親族の支援を受けることが難しい自宅療養者や濃厚接触者。要請を受けて、市が食料・生活必需品などの買い物やごみ出しを代行するほか、電話で1日2回、安否確認の電話をして、異変があった場合は救急隊を派遣する。
支援チームのサブリーダーを務める市危機管理課の志村政憲さんは「市民に安心感を与え、寄り添うことがチームの理念。しっかり不安を受け止め、必要な支援を行いたい」と話した。
市の自宅療養者支援ダイヤルは電話046(235)5242(午前9時~午後5時)。