新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は6日、入院していた80代の男女2人が死亡したと発表した。また、新たに10～90代の男女96人の感染を確認。60～90代の男女4人が中等症、88人が軽症または無症状、4人の症状は不明。31人の感染経路が分かっていない。
死亡した80代女性は、クラスター（感染者集団）が発生した済生会若草病院（同市金沢区）の患者。昨年12月に骨折で入院し、今年1月17日に陽性が判明していた。80代男性の感染経路は不明で、症状を訴えて1月14日に感染が分かり入院していた。
これまで利用者4人が感染した市内の通所介護施設では、新たに職員3人の陽性が判明。市はクラスターが発生したと認定した。
市内のクラスターを巡っては、済生会若草病院（同金沢区）、汐見台病院（同磯子区）、横浜新都市脳神経外科病院（同青葉区）、横浜刑務所（同港南区）、高齢者施設4施設で、それぞれ新たに1～4人の感染が分かった。
