【UFC】セミのバンタム級戦は衝撃の一撃28秒KO決着

【米国ネバダ州ラスベガス6日(日本時間7日)発】格闘技イベント「UFCファイトナイト・ラスベガス18」が開催され、セミのバンタム級戦では同級2位のコーリー・サンドヘイゲン(28=米国)が、元UFCライト級王者でバンタム級4位のフランク・エドガー(39=米国)を初回28秒、右飛びヒザ蹴り一撃でKO。王座挑戦へ大きく前進した。

エドガーはライト級時代に元王者ベン・ヘンダーソン(37)と名勝負を展開しており、日本でもおなじみのトップファイター。昨年にバンタム級に転向を果たしている。

開始早々はお互いが右構え。距離を詰めたいエドガーは左のパンチを狙ってインサイドへステップするも、ここでサンドヘイゲンはカウンターの右飛びヒザ蹴り一閃。まったく予想していなかった一撃をまともに顔面に浴びたエドガーはそのまま前のめりに倒れわずか28秒、失神状態でKOとなった。

3月6日(同7日)「UFC 259」では、バンタム級王者のピョートル・ヤン(27=ロシア)が、同級1位のアルジャメイン・スターリング(31=米国)の挑戦を受ける。戦慄の瞬殺劇で名を上げたサンドヘイゲンは「アルジャメイン対ヤン戦の勝者を僕が7月にKOする」と次期挑戦を堂々アピールした。

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