【NBA】選手や監督に「スーパーボウル」観戦パーティー参加禁止を通達

スーパーボウルが開催される会場でもコロナ対策を呼びかけている(ロイター)

米プロバスケットNBAは7日(日本時間8日)行われるNFLの年間王者決定戦「スーパーボウル」を観戦するパーティーに、選手やスタッフが参加することを禁止する通達をした。6日(同7日)にAP通信が伝えた。

米スポーツ界最大のイベントは自宅に親しい仲間を集めたり、スポーツバーに繰り出して賑やかに見るのが米国人の定番。これはNBAの選手やスタッフでも同じだ。

だが、密な状態でアルコールが入り、興奮して飛沫を飛ばせば新型コロナウイルスの感染リスクは高まる。

そのためNBAは遠征先にいるチームはホテルからの外出を禁止。本拠地にいるチームの選手やスタッフも自宅で、一緒に観戦するのは家族にとどめるよう、指示をした。

ちなみに7日のNBAは5試合が予定されているが、開始は米国東部時間午後1~3時と、午後6時半の「スーパーボウル」のキックオフより前に終了する配慮がされている。

八村塁(22)が所属するワシントン・ウィザーズはノースカロライナ州シャーロットで午後1時からホーネッツ戦。試合後はすぐに翌8日のブルズ戦に向けてイリノイ州シカゴへ移動する。

チーム内からは「スーパーボウルのハーフタイムにはシカゴに着ければ」との声が上がっているそう。

後半だけでもホテルで見られれば…と、バスケ界の頂点でプレーしている彼らも、この日ばかりはファン目線になってしまうようだ。

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