【全豪OP】大坂なおみ2回戦進出! 弾丸サーブも好調で状態は万全

全豪オープンで1回戦を突破した大坂(ロイター)

女子テニスの世界ランキング3位で、2019年以来2度目の優勝を狙うの大坂なおみ(23=日清食品)は8日、全豪オープン1回戦で同39位のアナスタシア・パブリチェンコワ(29=ロシア)に6―1、6―2で勝利し、2回戦に進出した。

過去の対戦成績は1勝1敗。直近では、19年の「東レ・パンパシフィック・オープン」決勝で勝利している。大坂は前哨戦の「ギプスランド・トロフィー」(オーストラリア・メルボルン)の準決勝を肩の違和感から棄権し、状態が不安視される中、圧巻のパフォーマンスを披露した。

第1セットの序盤こそ緊張感を漂わせたが、第2ゲームでブレークに成功するなど、開始から4ゲームを連取。第5ゲームをブレークバックされるも全く動じることなく、6―1で先取した。第2セットも安定感のあるショットで優位に試合を進め、6―2で制した。この日は、自慢の弾丸サーブも好調でフットワークも軽快。状態は万全のようだ。

これで6年連続の1回戦突破。昨年8月の全米オープン前哨戦から続く連勝記録(棄権を除く)を15に伸ばした。大坂は「緊張した。手強い相手だったがうまく戦えた。ハッピーです。状態は万全なので、全豪でいい結果を出したい」と振り返った。2019年大会に続く、2度目の全豪制覇に視界良好のようだ。

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