川崎の「光る」中小企業集結 17日に就職フェス、求職者募集

 川崎市内のキラリと光る中小企業が集まる、求職者・転職希望者を対象にした「カワサキ就職フェスタ」が17日、市産業振興会館(幸区堀川町)で開かれる。新型コロナウイルス感染拡大を受け、今年は会場と参加企業をオンラインで結ぶ端末も用意した。

 市内の13社が参加予定。人工衛星で使用される板金製品の製作企業など、中小規模ながら独自の技術や強みを持つ企業が、職住接近の働き方や職場の魅了をアピールする。2部構成で、1部はブース形式の企業説明会、2部は経営者によるトークセッションを行う。

 参加できるのは、今春か来春に大学・高校などを卒業予定・見込みの学生と、おおむね35歳までの求職者、転職希望者。午後2時~5時半で、参加無料、履歴書など不要、服装自由。参加希望者は市ホームページ内の参加申し込みフォームから申し込む。先着40人で、16日午後5時締め切り。

 主催する川崎中原工場協会・新モノづくり委員会は「緊急事態宣言が延長されて企業側の参加が難しい場合もあり、オンライン形式のブースを設けた。感染対策もとっているので、安心して参加してほしい」と呼び掛けている。問い合わせは、同協会電話044(733)1300。

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